お知らせINFORMATION

筆記用具の大切さ

2024.07.11

今日は会員様向けに配信している教室だよりから筆記用具のお話です✨

【筆記用具の大切さ】
持ちやすい鉛筆・よく消える消しゴム…

大人からすると、そんなに違う?同じじゃない?というようなちょっとの差が、子供達には使いにくかったりします。そして、大半のお子様はその用具が使いにくいのかどうかもわからないまま使っています。

私共の教室で幼児さんや小学生低学年の会員さんには三角鉛筆をおすすめしているのも、実は教室での指導の経験から「お子様ひとりひとりの学力や能力の差ではなく、環境からの経験値の差がゆくゆくの学力の差になる」と知っているからです。

同じ春入会のお子様でも、三角の太い鉛筆を使っているのは筆圧や持ち方が少しずつ安定しだしてきました。書く事を嫌がらず、楽しく学んでいます。

一方で、丸などの小学生と同じ細さの鉛筆を使っているお子様の中には、安定しだしているお子さんとまだそうではないお子さんがいるのも事実です。

一生懸命細い鉛筆を持とうとすると力が入ります。力が入ると持ち方が崩れます。持ち方が崩れると疲れます。疲れると集中力がきれます。

全ての事がつながっていて、経験値の差が少しずつ積もり、学習への意欲や実際の学力に差がつきます。

突然ですが、子供の視力はうまれてからいつごろ100%見えるようになるかご存知ですか?平均6歳頃だそうです。100%になる前から色にも反応し、一人で歩きだして保育園に入る頃にはなんでもわかっているんじゃないかと思いがちですが、実はまだまだ発展途上なんですね。それと同じで、指の力や指を使う事も幼児さんではまだ難しいんです。

難しいのにお兄さんお姉さん・大人と同じ物を使うのは大変な事のため、ぜひ学習がスムーズに進むよう用具もお子様ファーストでご準備ください✨

◎◎◎◎◎

幼児さんであっても全員が同じではありませんから、ひとりひとりの様子を拝見して筆記用具についてなどはアドバイスさせていただいてます。※すでにしっかり鉛筆を持てている幼児さんはこのような話はしない場合ももちろんあります😊

私も含め、保護者世代が子供の頃と今の子供達は生活環境と生活習慣自体が違います。

教えなくても出来るだろうはちょっと要注意⚠

学研教室で小さな体験を積み重ねて
すくすくと成長していってほしいです😊